iPhoneはハードウェアとOSの完成度が高く使いやすさも抜群で、筆者も愛用しています。ただ、ハードウェアの素晴らしさとは対照的に、初期インストールされている純正アプリは正直イマイチなものが含まれているのも事実。
その最たる例が、2012年に発表されたAppleマップ。あまりにもひどいので、当時Androidに機種変更しようかと真剣に考えたほどでした。その他のアプリについても、Apple製品内で完結すれば連携がスムーズなものでも、1つでもApple製品でないものが入ってくると使いづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方にすすめたいのがGoogleがiOS用に開発しているアプリ。iPhone以外の端末と簡単に連携できるだけでなく、Appleの純正アプリにはない便利な機能も。
筆者が日頃から使っているGoogleアプリの中で特にiPhoneユーザにすすめたいアプリを紹介します。
Googleフォト
写真とビデオが無料で無制限に保存できる素晴らしいアプリ。
大量の写真の保存やアプリのダウンロードのために、容量の大きいiPhoneを購入する必要がなくなります。また、バックアップのためにiCloudのストレージを追加購入する必要もありません。
データはクラウドに保存されるので、iPhoneだけでなく、インターネットができるすべての端末で写真の閲覧が可能です。また、GoogleのAI機能がついているので、過去の写真を写真の場所や写っている人で検索も簡単。
大量の写真もリンク共有できるので、誰とでも一瞬で思い出をシェア。写真好きにはたまらないアプリです。
Googleマップ
ずいぶん前のことですが、実は筆者がiPhoneを最初に購入した理由はGoogleマップを携帯で使いたかったからです。
田舎の小さな店も新しい店もどんな場所でも見つけられるので、道に迷うのが難しいぐらい。道路だけでなく、建物中の地図もあるのでお店を探すときも便利。
もちろんAppleマップもありますが、Googleマップの完成度とは比較になりません。特に田舎の地図でその差は顕著です。ストリートビューがカバーできないエリアでも、衛星写真を人工知能で解析して道路や建物の形状を常にアップデートしています。
また、地図が正確で便利なだけでなく、機能でも他の地図アプリを圧倒。お店や道路の込み具合のライブ確認やAR(拡張現実)を使ったナビは使わずにはいられない機能でしょう。
筆者のような地図好きだけでなく、ナビが必要なすべての人におすすめのアプリです。
Google翻訳
Google翻訳は、機械翻訳の最高峰というべきアプリで、言語の種類を自動認識して翻訳します。
翻訳したい内容の入力方法も、以下の4つが用意されており、使い勝手も最高です。
- カメラ(写真)
- 手書き
- 会話
- 音声
サポートされている言語は100以上あり、パッケージをダウンロードすれば、オフライン翻訳が可能。海外旅行中でネットにつながらないときでも安心して使えます。
アプリの本来の目的とは多少ずれますが、Google翻訳のOCR機能がこれまた秀逸。通常スキャンしたデータは画像なので検索ができませんが、デジタル文字に変換して保存すると内容の検索ができるのでおすすめ。
ちなみにOCRはスキャンした画像から文字の部分を認識する機能です。
Google Drive
Google Driveは、主要なクラウドストレージサービスの中で無料で使える容量が最大。写真とビデオはGoogleフォトで無制限に保存できるので、実質、書類等だけで15GB使えます。
また、保存したデータをプライベートGoogle検索できるの点も非常に便利。どんなに複雑なフォルダ構成になっていても瞬時に必要なファイルを見つけ出せます。
アプリとしては、Google Driveとは別物ですが、連携アプリのGoogle DocsとGoogle Sheetsの機能も見逃せません。
Google DocsとGoogle Sheetstは、マイクロソフトのWordとExcelの代替として使えるクラウド型のアプリ。書類のバージョン履歴、複数ユーザーの同時編集機能などの面でMSオフィスよりも優れています。
もちろん、データはクラウドに保存されるので、パソコンで作成したデータを移動中にiPhoneで確認するのが簡単です。
Google Keep
Google Keepは、クラウド型のメモ帳で、文字、写真、手書き、音声のメモを作成できます。
Appleのデフォルトの「メモ」はApple製品どうしでは同期されますが、Google Keepは端末を選びません。Google Keepの最大の強みは、Google Driveと同様にプライベートGoogle検索機能がついていること。
メモはその性質上あまり整理されない状態のことが多いので、後で検索できるのはとっても助かります。
Google Authenticator
Google Authenticatorはオンラインのセキュリティを高めるために必須の2段階認証のアプリ。
設定する30秒ごとに変わる一度だけ使えるパスワードを生成します。Googleアカウントはもちろんですが、Amazon、Facebook、LastPass、Slackなどメジャーなサイトで使えます。SMSによる2段階認証と違いオフラインでも使えるのが特徴です。
使い方の詳細については、こちらの記事で紹介しています。
Google Chrome
Google Chromeは、パソコンやタブレットなどiPhone以外の機器も使っている方に特におすすめのブラウザ。
iPhoneだけを使う方はピンとこないかもしれませんが、ブックマークだけでなく、タブや履歴などをメーカーを選ばずに同期できる機能はとっても便利。
例えば、外出中にiPhoneで見ていた記事を、帰宅後パソコンやタブレットなど大きくて見やすい画面でURLをわざわざ入力することなく続けて読むことができます。
もちろん、MacやiPadなどApple製品のみを使っている人はSafariでも同じような機能が使えますが、WindowsユーザーでSafariを選ぶ人はいないですよね。スマホの機種変更の可能性とパソコンではWindowsユーザーが多いことを考慮すると、Google Chromeが最善の選択でしょう。
Google Voice
アメリカでGoogleアカウントを作らないと使えないのが難点ですが、アメリカとカナダなら無料で電話ができるすぐれものです。
電話だけでなくSMSもちゃんと送れるので、ちょっとした登録のときに気軽に使えて便利。
おすすめのGoogleアプリのまとめ
iPhoneユーザーにすすめたいGoogleがiOS用に開発しているアプリを紹介しました。
Windowsユーザーが評判の悪いIE(インターネットエクスプローラー)を使う人が多いように、iPhoneユーザーも何も考えずに初期インストールされているApple純正アプリを使いがち。
アプリをインストールする手間はありますが、汎用性や使い勝手などを考慮すれば紹介したGoogleアプリはかなりのすぐれモノ。特にパソコンなどの他の機器との連携やGoogleらしい検索機能は使い始めると手放せません。
ぜひ一度インストールして使ってみてください。