インスタントラーメンを待っている間に読み終わる、重要なテック・トレンド。見逃してしまったあなたにお届けします。
今週のピックアップ
USJでマリオの世界をリアルに体験
日本時間1月14日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が2020年の夏に大阪で開業予定の「Super Nintendo World」の発表を行いました。
Super Nintendo Worldはマリオの世界を現実化したUSJのテーマパークのエリアです。
テックトレンドであえてテーマパークを取り上げるのは、最新注目を集めているウェアラブルテクノロジーを組み込んだアトラクションが発表されたから。
ウェアラブルテクノロジーはApple WatchやAirPodsなど身につけて使うことのできるテクノロジーの総称です。
今回の発表では、パワーアップバンドと呼ばれるスマートフォンのアプリと連動してテーマパーク内のアトラクションとユーザをつなぐリストバンドが紹介されています。具体的なスペックや値段などは不明ですが、大人でもちょっと楽しめそうです。
言葉より動画の方が分かりやすいので、USJの公式YouTubeチャンネルをごらんください。
Windows 7のサポートの終了
同じく日本時間1月14日、ソフトウェア大手のマイクロソフトが、2009年にリリースされオペレーティングシステム(OS)のWindows 7のサポートを終了しました。
ご存知の方も多いと思いますが、Windowsは評判のいいOSと悪いOSを交互に繰り返しておりWindows 7は非常に人気のOSでした。実際、StatCounterによると、世界のWindowsのバージョンごとの市場シェアでは、Windows 7がなんと全体の25%以上をしめています。
さらに先進国の日本でもその割合は18%以上。10年以上も前のOSを使い続けている方がそれだけ多いというのは、おどろきです。
サポート終了でもユーザーは使い続ける
ただ、数年前のWindows XPのサポート終了のことを思い出すと、歴史は繰り返すということなのでしょうか。2017年に世界中で大騒ぎになったWannaCryのランサムウェア問題は記憶に新しいですよね。
サポート終了後にもかからずWindows XPユーザの被害拡大を防ぐためにマイクロソフトがセキュリティパッチをリリースせざるおえなくなった件です。
セキュリティ上問題があると言われても、とりあえず問題なく動くように見えるパソコンを捨てるのは人間の通常の感覚に反するのでしょうね。
Windows 7ユーザーがとるべき対応
もし、読者の中にWindows 7ユーザーいらしたら、今すぐに次の4つのアクションの1つを選んで実行することをおすすめします。
- Windows 10にアップグレード(機器によっては未対応)
- 新しいパソコンに買い換える
- Linux、またはChrome OSをインストールして使う
- オフラインPCとして使う
- お金を払ってサポートを延長する
正直1,2番が圧倒的に簡単です。新しいパソコンの購入で、Macが選択肢にはいっていたらこちらの記事を参照ください。
パソコン歴20年の筆者がパソコンよりも iPad をすすめる理由
もし3番を選ぶなら、LinuxはUbuntu、Chrome OSはCloudReadyがおすすめ。5番はビジネス的な理由で変更できない場合のみの選択肢です。
以上今週のテックニュースでした。
それではまた来週お楽しみに。